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SNATCH
2010年結成。
俳優で脚本・演出も手掛けるオクイシュージ氏のオーガナイズによりライブハウスでオールスタンディングで上演する“ライブ演劇”という新たなジャンルを創出。爆音鳴りっぱなし、ド派手な照明に衣装、アクションと笑いを詰め込んだ作品は中毒になると評される。
2013年、SNATCHならではの全力演劇を引っ提げ劇場へ進出。
話題の映画「天空の蜂」「東京喰種 トーキョーグール」などの脚本を手掛ける楠野一郎氏が書き下ろした「プロジェクトB」は、オクイ氏演出の元、賛否両論真っ二つに割れる問題作となった。
同年、女優・水野美紀氏の演劇ユニット“プロペラ犬”に劇団総出で出演を果たし話題を呼ぶ。
2014年にはオクイ氏の元を離れ、劇団員の脚本・演出で３作品を上演。
この間、幾度となく壁にぶつかり劇団員も減少した。
“低迷”を打開すべく、問題作「プロジェクトB」再演へと踏み出し、初の出演者オーディションを行い豪華な客演陣と共に無駄な完成度とバカに拍車をかけ、2016年演劇界にSNATCHの名をちょっぴり刻む。
翌年、３ヵ月でオリジナル３作品を上演するという無謀な“連続企画”に挑戦。好評を博し、劇団の創作力、表現力を高める事となった。
その企画以降、メンバーの渡辺カズキが作・演出を担い作品の方向性、新たな可能性を見出した。2019年10月には大作「ダンスオブウォーリアー」を本公演として上演し「ダンス×アメリカン×SF」の一つの集大成を示した。
「次はどんな作品を出してくるのか。」今後の活動を誰かが注目している。
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